中尾醸造(酒蔵ガイド)

広島県竹原市|代表銘柄「誠鏡」「幻」
① 一行定義
米の旨味の「誠鏡」と、リンゴ酵母の「幻」を醸す竹原の蔵。
② ブランド要約
1871年創業。食卓の酒と、特別な一杯を造る酒蔵。
所在地は、広島県竹原市中央五丁目9番14号。
「誠鏡(せいきょう)」は、蔵人の誠実な心を酒に映すという願いから生まれた銘柄。
「幻(まぼろし)」は、独自のリンゴ酵母で醸す大吟醸を中心とするブランド。
日常の晩酌から贈答まで、用途に合わせて選べる。
③ 味ポジション
誠鏡は米の旨味とまろやかさ。幻の大吟醸は芳醇な香りとふくらみ。
- 誠鏡 純米たけはら: 穏やかな口当たり。やや甘口の旨味と熟成によるまろやかさ。
- 誠鏡 純米超辛口: 麹の旨味を残した、豊潤な辛口。
- まぼろし白箱: 芳醇な香りと清涼感を備えた、やや辛口。
- まぼろし赤箱: フルーティーで、しっかり味の乗った中口。
蔵全体を甘口・辛口の一言で決めず、商品ごとに選ぶ。
④ 強み
酵母の個性を、酒の香りと味に生かす技術。
- 独自のリンゴ酵母: 1940年、四代目・中尾清磨がリンゴの表皮から発見。
- 高温糖化酒母法: リンゴ酵母を生かすため、1947年に完成させた酒母造り。
- 米の選択: 契約栽培の備前雄町など、商品に合わせた酒米を使用。
- 酒質の幅: 燗で楽しむ純米酒から、香り豊かな大吟醸まで展開。
※リンゴ酵母は発酵に使う酵母。リンゴ果汁入りの日本酒という意味ではない。
⑤ 向いている人
商品の特徴からみた、おすすめの人。
- 米や麹の旨味、まろやかな口当たりが好きな人。
- 食事と一緒に、常温や燗でも日本酒を楽しみたい人。
- 香りと味の両方を備えた大吟醸を探す人。
- 晩酌用と贈答用を、同じ酒蔵から選びたい人。
⑥ 向かない人
商品によって、好みが分かれやすい人。
- 旨味やコクを抑えた、極めて軽い酒だけを求める人。
- 甘みが苦手で「純米たけはら」を選ぶ人。
- 香りを控えたい日に、芳醇な「幻」の大吟醸を選ぶ人。
辛口派は「純米超辛口」、香りを楽しむなら「幻」と、好みに合わせて選ぶ。
⑦ 商品カテゴリ
定番・季節酒・贈答酒まで、選択肢が広い。
- 誠鏡: 純米、純米吟醸、吟醸、本醸造、特別本醸造、普通酒。
- 幻: 純米大吟醸、大吟醸、純米吟醸、吟醸。
- 個性派: 雄町の酒、にごり酒、樽酒、純米スパークリング。
- 季節限定: しぼりたて純米生原酒、ひやおろし、夏酒。
- 日本酒以外: 熟成焼酎、広島県産レモンを使った果実酒など。
⑧ 飲み方
誠鏡は温度の変化を、幻の大吟醸は香りを楽しむ。
- 純米たけはら: 常温・ぬる燗・熱燗がおすすめ。
- 純米超辛口: 冷酒・常温・ぬる燗で、旨味と辛口を楽しむ。
- まぼろし白箱: 冷酒または常温。
- まぼろし赤箱: 冷酒で、フルーティーな香りと芳醇な味を。
- しぼりたて純米生原酒: 冷酒で楽しみ、冷蔵保管する。
⑨ 位置づけ
竹原の伝統と、酵母研究から生まれた技術を味わう酒蔵。
「誠鏡」は、米の旨味を楽しむ晩酌の入口。
「幻」の大吟醸は、香りと味のふくらみを楽しむ特別な一杯。
その背景には、独自酵母と酒母造りを育てた研究の歴史がある。
食卓での使いやすさと、技術に裏付けられた個性を併せ持つ。
■ コピー
食卓には誠鏡。特別な一杯には幻。
米の旨味と、酵母が育む香り。竹原から。
■ 結論
中尾醸造は、米の旨味とまろやかさ、香り豊かな吟醸酒を選び分けたい人に向く酒蔵。
最初の一本は、蔵も入門にすすめる**「誠鏡 純米たけはら」。
辛口が好きなら「誠鏡 純米超辛口」。
香りを楽しむ一杯や贈り物には、「まぼろし白箱」「まぼろし赤箱」**が選択肢になる。
中尾醸造のテロワールを味わう👇
| イメージ | 酒蔵 | 説明 | リンク |
|
1
![]() |
中尾醸造 |
米の旨味の「誠鏡」と、リンゴ酵母の「幻」を醸す竹原の蔵。 |

