玉村本店(酒蔵ガイド)

長野県山ノ内町|米とホップを育て、志賀高原の風土を醸す蔵

所在地:長野県下高井郡山ノ内町大字平穏1163
創業:1805年(文化2年)
主要ブランド:縁喜・NEW ENGI・志賀高原ビール・山伏
電話:0269-33-2155。

① 一行定義

自ら育てる米とホップで、食事に寄り添う酒を醸す信州の蔵。

② ブランド要約

日本酒とビールを、原料づくりから追求する醸造元。

志賀高原の麓で、湯田中・渋温泉郷とともに歩んできた老舗。日本酒「縁喜」を祖業とし、2004年からビール醸造にも取り組んでいます。

自家栽培米の個性を表す「NEW ENGI」、ホップを活かす「志賀高原ビール」、発酵と熟成を深める「山伏」。共通する軸は、土地の原料を活かし、食事と楽しめる酒をつくることです。

③ 味ポジション

日本酒は、米の旨味とキレ。ビールは、香り・苦味・発酵の個性。

ブランド味わいの方向
縁喜米の旨味があり、後味の締まった旨口
NEW ENGIきれいさと力強さを両立する食中酒
志賀高原ビールホップの香りや苦味を活かす多彩な味
山伏ドライでワイン的。発酵・熟成による複雑さ

縁喜「美山錦 純米吟醸」は華やかな香りとしっかりした味。「山恵錦 辛口純米酒」は力強さとキレが特徴です。

④ 強み

農業と醸造がつながり、原料の個性を味にできる。

  • 自家栽培米:蔵人が米を育て、NEW ENGIではその米だけを使用。
  • 寒づくりと箱麹:縁喜は冬季に仕込み、全量を手作業の箱麹で醸す。
  • 志賀高原の水:雪解け水に由来する軟水を酒造りに活用。
  • 自家栽培ホップ:生ホップ仕込みなど、収穫と醸造の近さを活かす。
  • 循環する原料づくり:ビールの麦芽粕から堆肥をつくり、米づくりへ戻す。

⑤ 向いている人

  • 米の旨味と、後味のキレを楽しみたい人。
  • 香りだけでなく、料理との相性で酒を選びたい人。
  • 日本酒とクラフトビールの両方が好きな人。
  • 原料の栽培や、発酵・熟成の違いに興味がある人。
  • 温泉旅行で、その土地の酒に出会いたい人。

⑥ 向かない人

  • 味の薄い、軽快な酒だけを求める人。
  • 甘く華やかな香りを、すべての商品に期待する人。
  • ビールの苦味や、熟成による酸味が苦手な人。
  • 銘柄・原料・仕込みごとの違いより、均一な味を重視する人。

※苦味や酸味の強さは商品によって異なります。

⑦ 商品カテゴリ

日常の日本酒から、発酵・熟成を楽しむビールまで。

カテゴリ主な商品・選ぶ視点
縁喜・純米吟醸美山錦 純米吟醸。香りと米の味を楽しむ
縁喜・食中酒山恵錦 辛口純米酒、上撰本醸造
縁喜・にごり/熟成雪猿 Snow Monkey 純米にごり酒、五年酒など
NEW ENGI自家栽培米の違いを楽しむ日本酒。生酛の商品も展開
志賀高原ビールIPAなどの定番・限定品、生ホップ仕込み
山伏・木樽熟成山伏瓶内二次発酵、木樽熟成などによる奥行き

美山錦 純米吟醸は精米歩合49%・アルコール15%。商品や仕込みごとの詳細を比べて選べます。

⑧ 飲み方

料理に合わせ、温度とグラスを変えて楽しむ。

以下は飲み方の目安です。

酒・飲み方合わせたい料理
縁喜 純米吟醸を少し冷やす刺身、焼き魚、天ぷら
辛口純米・本醸造を常温〜ぬる燗に煮物、きのこ料理、鍋
NEW ENGIを冷酒から常温へ肉料理、味噌料理、旨味のある料理
志賀高原ビールをグラスで揚げ物、焼き肉、スパイス料理
山伏をワイングラスでチーズ、前菜、ロースト料理

山伏は冷やしすぎず、温度が上がるにつれて変わる香りも楽しめます。保存方法や適温は、各商品の表示・案内を優先。

⑨ 位置づけ

酒を通じて、志賀高原の農と食文化に触れられる醸造元。

日本酒とビールを横断しながら、土地の原料と食中酒という軸が通っています。

本店のギャラリーでは、日本画の鑑賞と酒の購入、購入目的の有料試飲が可能。直営タップルーム「THE FARMHOUSE」もあり、旅の中で味を確かめる楽しみがあります。

■ コピー

育てるところから、うまい酒。

米もホップも、志賀高原の食卓へ。

■ 結論

玉村本店は、原料の個性と食事との相性を、日本酒・ビールの両方で楽しみたい人に向く蔵。

日本酒の入口は「縁喜 美山錦 純米吟醸」。米づくりまで知るなら「NEW ENGI」、ホップの香りなら「志賀高原ビール」、発酵と熟成の奥行きなら「山伏」がおすすめです。

玉村本店のテロワールを味わう👇

イメージ 酒蔵 説明 リンク
1
玉村本店

自ら育てる米とホップで、食事に寄り添う酒を醸す信州の蔵。

\ 最新情報をチェック /

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です