丸石醸造(酒蔵観光ガイド)

目次(Table of Contents)

― 乙川伏流水、復活米「萬歳」、330年以上の酒造史。徳川家康の城下町で「江戸から続く酒」と「今の二兎」を飲み比べる酒旅 ―

① 観光結論+ターゲット

■ 観光結論

丸石醸造は、1690年創業、徳川家康生誕の地・岡崎で、蔵地下約20mから汲み上げる乙川伏流水「誉の水」、三河産米、復活米「萬歳」、約30日の低温発酵を基盤に、江戸から続く「三河武士」、岡崎の日常酒「長誉」、現代ブランド「二兎」、最高級酒「徳川家康」を造り分ける、“岡崎城下・新旧酒文化比較型”の酒蔵です。

丸石醸造の最大の観光価値は、単なる「330年以上の老舗」ではありません。

同じ酒蔵の中で、江戸・地域の日常・現代日本酒を比較できる。

ことです。

三河武士
=江戸から続く岡崎の味

長誉
=祭・家庭・奉献に使われる地元の日常酒

徳川家康
=城下町岡崎を象徴する高級酒

二兎
=2015年に生まれた全国市場向けの現代ブランド

という明確な四層があります。

特に「二兎」は、

「二兎追うものしか二兎を得ず」

を掲げ、

味と香。

酸と旨。

重と軽。

甘と辛。

複雑と綺麗。

といった相反する要素を同時に成立させることを狙います。共通軸は「新鮮さ」「後味の良さ」「食との融合」です。

つまり丸石醸造は、

昔ながらの地酒を残す蔵

であると同時に、

現代の日本酒市場へ新しい味を出す蔵

でもあります。

👉 「330年守った酒」と「10年ほどで全国ブランドになった酒」を、同じ場所で比較できることが丸石醸造観光の最大の面白さです。

■ 向いている人

二兎が好きな人、三河武士を飲みたい人、徳川家康ゆかりの酒を探している人、岡崎城と酒を一緒に楽しみたい人、酒米による味の違いを比較したい人、雄町・山田錦・愛山・萬歳に興味がある人、甘味と酸のバランスを重視する人、食中酒が好きな人、八丁味噌料理と地酒を合わせたい人、日本酒初心者から上級者まで幅広く向きます。

特に、**「伝統酒とモダン酒を同じ蔵で比較したい人」**には非常に相性が良い酒蔵です。

■ 向かない人

大型観光酒蔵の常設ツアーを期待する人、予約なしで必ず製造蔵へ入れると思っている人、二兎を蔵元直売店で必ず買えると思っている人、酒蔵だけで半日以上滞在したい人には向きません。

特に重要なのは、

「二兎」は直営店「醸庵」では扱わず、特約店流通であること。

です。


② 基本情報+アクセス

■ 基本情報

酒蔵名: 丸石醸造株式会社
所在地: 愛知県岡崎市中町6丁目3-3
創業: 1690年・元禄3年
代表者: 深田英揮
代表銘柄: 二兎・三河武士・長誉・徳川家康
仕込み水: 乙川伏流水「誉の水」
取水: 蔵内地下約20m
水質: 軟水・硬度54mg/L
直営店: 醸庵
直営店営業時間: 9:00~16:00
駐車場: あり

公式会社概要では、創業1690年、現在地を岡崎市中町6丁目3-3としています。


■ 1690年創業

丸石醸造の歴史は、

元禄3年・1690年

に始まります。

初代・投町三太夫が、東海道の往来を通じて酒造りを知り、保有する米を生かして酒造業を始めました。明治期には事業を広げ、1900年には灘・西宮にも酒蔵を設けています。

当時、

灘で造る酒=長誉

岡崎で造る酒=三河武士

という形で銘柄を展開していました。

その後、焼酎・みりん・味噌・醤油にも事業を広げますが、太平洋戦争中の岡崎空襲で蔵の大半を焼失。

戦後、焼け残った味噌蔵を再築し、

日本酒造りを再開。

現在まで続いています。

👉 丸石醸造は、単に長寿の酒蔵なのではなく、「空襲で失い、岡崎で再建した酒蔵」です。


■ 乙川伏流水「誉の水」

丸石醸造の酒質を支えるのが、

誉の水。

です。

蔵内地下約20mから汲み上げる、

乙川の伏流水。

水質は軟水で、硬度54mg/Lと公式に記載されています。

構造は、

三河の山地

↓

乙川水系

↓

地下浸透

↓

地下約20m

↓

誉の水

↓

丸石の酒

となります。

👉 都市近郊の酒蔵ですが、酒質の基礎には岡崎を流れる乙川水系があります。


■ 酒造り

公式の製造工程では、

10kgずつの洗米

水温10℃

限定吸水

108℃の蒸気で約1時間蒸す

外硬内軟の蒸米

三段仕込み

約30日間の低温発酵

上槽後すみやかな瓶詰め

酒質に合わせた瓶貯蔵

を行っています。

👉 「二兎」のフレッシュさや透明感は、ブランドデザインだけではなく、吸水・低温発酵・瓶詰めまでの工程管理に支えられています。


■ 復活米「萬歳」

丸石醸造を地域ブランドとして見るうえで、

萬歳

は非常に重要です。

公式製造工程でも山田錦と並んで使用米として紹介され、二兎では「純米 二兎 萬歳七十」として商品化されています。

萬歳は、かつて三河地域で栽培されていた米を復活させたもの。

二兎では70%精米という比較的磨きすぎない設計で、

とろりとした質感

ほのかな苦味

心地よい酸

として表現されています。

👉 全国的ブランド「二兎」の中に、三河の米文化を戻している点が重要です。


■ アクセス

名鉄「東岡崎駅」からバスを利用し、

「徳王神社前」下車、徒歩約5分。

岡崎市観光協会がこのルートを案内しています。

東岡崎駅から徒歩の場合は約20分前後が目安です。2026年の蔵開き案内でも、東岡崎駅から徒歩約20分、徳王神社前から徒歩約5分と案内されています。

👉 試飲を目的にするなら、東岡崎駅+徒歩・バスが使いやすい立地です。


③ 見学条件

■ 通常の酒蔵見学

見学情報には注意が必要です。

岡崎市観光協会と愛知県公式観光サイトでは、

事前予約で酒蔵見学可能

と案内されています。

一方、2026年の愛知県酒造組合イベント案内では、2月の「長誉 蔵開き」について、

「1年に1回だけ蔵見学ができる日・抽選」

と案内しています。

また、丸石醸造の現行公式サイトには、通常見学の詳細な予約ページは確認できません。

したがって2026年9月時点では、

通常見学は必ず事前に丸石醸造へ直接確認。

とするのが最も安全です。

👉 「予約すればいつでも見学可能」と断定しない方が適切です。


■ 蔵開き

丸石醸造で最も深く酒蔵へ入れる機会が、

長誉 蔵開き

です。

2026年は2月7日・8日に開催され、

限定酒販売、

日本酒試飲、

蔵見学、

飲食、

音楽企画

などが行われました。

👉 製造蔵を見ることを最優先するなら、通常日より蔵開き日程を狙う価値が高い酒蔵です。


■ 春祭り

2026年4月19日には、

長誉春祭り

も開催。

しぼりたて酒、

限定酒、

イベント限定商品、

飲食

などが提供されました。

春祭りでは、愛知県新酒品評会入賞酒「純米大吟醸 二兎 雄町33 斗瓶取り出品酒」などの限定販売も行われています。


■ 直営店「醸庵」

通常訪問の中心は、

直売店「醸庵」。

です。

営業時間は、

9:00~16:00

を基本とします。

ただし重要なのは、

二兎は特約店限定流通。

であり、

醸庵では通常販売していません。

そのため蔵元では、

長誉。

三河武士。

徳川家康。

果実酒。

限定商品。

などを中心に見るのが基本です。

👉 「二兎の蔵だから蔵元で二兎を買う」という一般的な酒蔵観光とは少し違います。


④ 体験構造

■ 基本体験

岡崎市街

↓

丸石醸造

↓

1690年創業を知る

↓

乙川伏流水「誉の水」

↓

限定吸水・低温発酵

↓

三河武士

↓

長誉

↓

徳川家康

↓

二兎の思想を知る

↓

岡崎城

↓

八丁味噌

↓

三河料理

という流れです。


■ 体験の八層構造

第1層:水

乙川

伏流水

地下20m

誉の水

第2層:米

山田錦

雄町

愛山

出羽燦々

萬歳

三河産米

第3層:技

限定吸水

甑蒸し

三段仕込み

約30日低温発酵

瓶貯蔵

第4層:歴史

1690年

東海道

灘進出

岡崎空襲

戦後再建

第5層:地域酒

三河武士

長誉

徳川家康

第6層:現代酒

二兎

甘酸

フレッシュ

食中

低アルコール

スパークリング

第7層:城下文化

徳川家康

岡崎城

三河武士

城下町

第8層:発酵・食

八丁味噌

味噌煮込み

味噌田楽

どて煮

うなぎ


■ 本質

👉 「江戸から続く三河の酒を残しながら、同じ蔵から全国市場へ向けた『二兎』を生み出す。伝統と革新をどちらも取る。」

これが丸石醸造の体験構造です。


⑤ 滞在時間+雰囲気

■ 滞在時間

直売店のみ:

20~30分

商品相談+購入:

30~45分

見学実施時:

約45分~1時間程度を想定

丸石醸造+岡崎城:

半日

岡崎城+八丁味噌まで含む:

半日~1日

蔵開き参加:

2~3時間以上

👉 通常日は短時間型ですが、岡崎城・八丁味噌までつなぐと完成度の高い一日観光になります。


■ 雰囲気

白壁。

黒瓦。

杉玉。

城下町。

徳川家康。

三河武士。

昔ながらの地酒。

二羽の兎。

モダンなラベル。

食中酒。

八丁味噌。

👉 “外観は老舗、酒は現在進行形。”

これが丸石醸造の第一印象です。


■ 季節別の魅力

冬

新酒。

生酒。

しぼりたて。

そして2月の、

長誉蔵開き。

2026年には蔵見学・試飲・限定酒販売が行われました。

春

4月の、

長誉春祭り。

限定酒や新商品とともに、酒蔵を地域イベントとして楽しめる季節です。

夏

低アルコールの「二兎 サテン」や、冷酒・果実酒など、軽快な酒が映えます。

秋

雄町・山田錦・萬歳などの米の個性と、燗・味噌料理の組み合わせが面白くなる季節です。


⑥ 試飲・商品特性

■ 「二兎」の基本方向

二兎を一言で表すなら、

「対立する二つの味を、どちらも捨てない酒。」

です。

公式は、

味と香

酸と旨

重と軽

甘と辛

入りと後味

複雑と綺麗

という相反する要素を高次元で両立させることを目標にしています。

そして共通するのが、

新鮮さ。

後味の良さ。

食との融合。

です。


■ 二兎 純米吟醸 山田錦五十五

山田錦55%

アルコール16%

公式の表現は、

「甘酸の完璧なるバランス×引き締まったミネラル感」。

です。

料理は、

貝類。

レモンクリーム系。

など酸やミネラル感を生かす組み合わせが推奨されています。

味ポジション

香り   :高
甘味   :高
酸    :高
透明感  :高
バランス :最大級
食中性  :最大級

👉 二兎の「甘酸バランス」を理解する基準酒です。


■ 二兎 純米吟醸 雄町五十五

雄町55%

公式では、

「複雑かつパワフルなボディ×ベルベットのようななめらかさ」。

です。

山田錦より、

厚い。

柔らかい。

旨味が大きい。

という方向を感じやすい一本です。

味ポジション

香り   :高
旨味   :最大級
ボディ  :最大級
滑らかさ :最大級
複雑性  :最大級

👉 二兎の“重と軽”を理解しやすい酒です。


■ 二兎 純米大吟醸 雄町四十八

雄町48%

公式では、

アロマティックでまろやかな香味+リッチな蜜感。

うなぎの蒲焼きとのペアリングも推奨されています。

👉 三河・愛知の濃い味付けにも負けない、二兎の高級食中酒です。


■ 二兎 純米大吟醸 愛山四十八

愛山48%

「甘美でエキゾチック×クリーミーで濃厚」。

リブアイステーキやチーズ料理まで想定しています。

👉 日本酒を和食だけに閉じ込めない、二兎の現代性が分かります。


■ 二兎 純米 萬歳七十

地域性で最重要級です。

萬歳70%

とろりとした質感

ほのかな苦味

心地よい酸

が特徴です。

ペアリングは、

手羽先。

餃子。

子羊料理。

など。

👉 磨きすぎず、復活米そのものの個性を見せる一本です。


■ 二兎 サテン

萬歳70%

アルコール13%

で、

軽やかでピュアな果実味と美しい酸。

が特徴です。

👉 「濃い日本酒」から距離のある初心者にも入りやすい、低アルコールの二兎です。


■ 三河武士

観光では、

二兎以上に重要な地域酒。

です。

公式によれば、

丸石で最も古く、江戸から続く銘柄。

しかも、

全量愛知県三河産米。

純米吟醸は、

透明感ある香り。

果実味。

純米酒は、

じわじわ広がる旨味。

すっきりした後味。

が特徴です。

👉 「岡崎で飲むべき酒」という意味では、三河武士の地域性は極めて高い。


■ 長誉

丸石醸造の、

岡崎の日常酒。

です。

家庭。

祭。

お供え。

奉献。

など、

地域生活のあらゆる場面で使われてきました。

公式が推奨する料理は、

味噌カツ。

味噌田楽。

味噌鍋。

など、八丁味噌系料理です。

👉 「岡崎の酒と岡崎の味噌」を最も素直に組み合わせられる酒です。


■ 徳川家康

岡崎観光との親和性では最重要です。

全量山田錦。

純米大吟醸は、

山田錦35%。

大吟醸は、

山田錦40%。

2021年全国新酒鑑評会では金賞を受賞し、公式によれば通算14回目でした。

👉 岡崎城・徳川家康という地域観光資源を、そのまま高級酒へ変えた商品です。


■ おすすめ飲み比べ

岡崎の歴史を飲む

長誉

↓

三河武士

↓

徳川家康

👉 日常→江戸の伝統→城下町高級酒。

現代の二兎を知る

山田錦55

↓

雄町55

↓

愛山48

👉 甘酸バランス→旨味と厚み→濃厚な甘美さ。

地域米を見る

三河武士

↓

二兎 萬歳70

↓

二兎 サテン

👉 三河産米→復活米→低アルコール現代表現。


⑦ 観光導線+モデルコース

■ 推奨基本導線

東岡崎駅

↓

丸石醸造

↓

誉の水・酒造りを知る

↓

長誉・三河武士を購入

↓

岡崎城

4.2•城ウェブサイト

•道順

•0564-22-2122

↓

徳川家康の歴史

↓

カクキュー八丁味噌(八丁味噌の郷)

4.0•観光名所ウェブサイト

•道順

•0564-21-1355

↓

八丁味噌料理

↓

丸石の酒

👉 「酒→城→味噌」という岡崎ならではの発酵・歴史ルートです。


■ 半日・家康ルート

丸石醸造

↓

徳川家康

↓

岡崎城

↓

城下町

↓

三河武士

👉 銘柄名と岡崎の歴史を直接つなげる最も分かりやすいルートです。


■ 発酵文化ルート

丸石醸造

↓

日本酒

↓

八丁味噌蔵

↓

味噌

↓

味噌料理

↓

長誉・三河武士

岡崎は日本酒だけでなく八丁味噌という強い発酵文化を持つため、

「米の発酵」と「大豆の発酵」を同じ一日で比較できる。

ことが大きな強みです。


■ 二兎・食中酒ルート

岡崎市内の二兎特約店

↓

二兎を購入

↓

岡崎の飲食店

↓

八丁味噌

↓

うなぎ

↓

洋食

↓

二兎

👉 二兎は蔵元直売ではなく特約店流通だからこそ、“岡崎の街へ出て飲む”という導線が成立します。


■ 蔵開きルート

※開催時

丸石醸造

↓

限定酒

↓

試飲

↓

蔵見学抽選

↓

飲食

↓

岡崎城

↓

八丁味噌

👉 丸石醸造そのものを深く見たい場合の最重要ルートです。

2026年の長誉蔵開きは2月7・8日に開催され、酒蔵見学・試飲・限定酒販売などが実施されました。


■ 1日・岡崎酒文化ルート

午前

東岡崎駅

↓

丸石醸造

↓

醸庵

↓

長誉・三河武士・徳川家康を知る

昼

岡崎城周辺

↓

八丁味噌料理

午後

岡崎城

↓

八丁味噌蔵

↓

城下町散策

夜

岡崎市内

↓

三河料理

↓

二兎・三河武士

👉 「330年の酒・家康・八丁味噌」を一日でまとめる、丸石醸造観光として最も完成度の高いルートです。


⑧ 本質+評価+コピー

■ 観光価値の本質

👉 「1690年から岡崎で酒を醸し、乙川伏流水『誉の水』、三河産米・復活米萬歳、限定吸水・低温発酵を基盤に、江戸から続く『三河武士』、岡崎の日常酒『長誉』、城下町を象徴する『徳川家康』を守りながら、2015年には相反する味覚を両立する『二兎』を生み出した、“岡崎城下・新旧酒文化比較型”の酒蔵。」

丸石醸造を、

「二兎を造る人気酒蔵」

だけで説明すると、

かなり重要な部分が抜けます。

二兎が誕生したのは、

2015年。

しかし蔵は、

1690年創業。

その間には、

東海道。

江戸。

灘進出。

三河武士。

長誉。

岡崎空襲。

戦後復興。

があります。

つまり、

二兎の前に、

300年以上の歴史がある。

のです。


■ しかし、歴史だけに寄りかからない

二兎では、

甘さだけではなく酸。

香りだけではなく味。

重さだけではなく軽さ。

入口だけではなく後味。

まで同時に見る。

さらに、

山田錦。

雄町。

愛山。

出羽燦々。

萬歳。

という米を造り分けます。

👉 昔の銘柄を守る一方で、現代の日本酒市場ではまったく別のブランド文法を使っている。

ここが丸石醸造の強さです。



■ コピー

「江戸の酒蔵から、今の二兎。」

「330年守って、10年で変える。」

「二兎を追うから、丸石は進む。」

「乙川の水を、岡崎の酒へ。」

「三河武士から、二兎まで。」

「昔の酒も、新しい酒も、どちらも取る。」

「徳川家康の町で、徳川家康を飲む。」

「岡崎の日常には、長誉がある。」

「三河の米を、三河武士へ。」

「復活した萬歳を、現代の二兎へ。」

「城を歩き、味噌を食べ、酒を飲む。」

「伝統と革新。丸石は二兎を追う。」


■ 最終結論

👉 “単に『二兎』を造る人気酒蔵”ではなく、“1690年から徳川家康生誕の地・岡崎で、地下約20mの乙川伏流水『誉の水』、三河産米・復活米萬歳、限定吸水と約30日の低温発酵によって酒を醸し、江戸から続く『三河武士』、地域の日常酒『長誉』、城下町を象徴する『徳川家康』を残しながら、2015年に『二兎』という全国市場向けの現代ブランドまで生み出した、岡崎城下・新旧酒文化比較型酒蔵”。

丸石醸造の面白さは、

古いことと、新しいことが同時に存在すること。

です。

1690年。

江戸時代。

東海道を通じて酒造りを知り、

岡崎の米を酒へ変えるところから始まりました。

その後、

灘へ進出する。

三河武士を造る。

長誉を造る。

味噌や醤油まで造る。

空襲で蔵を失う。

そして、

岡崎で再建する。

そこからさらに、

2015年。

二兎。

を生み出しました。

つまり、

この蔵は、

伝統を守るだけではありません。

何度も自分を作り直してきた蔵。

です。

そして二兎の考え方は、

象徴的です。

甘いか。

辛いか。

ではない。

香りか。

味か。

でもない。

重いか。

軽いか。

でもない。

どちらも取る。

これが、

「二兎追うものしか二兎を得ず」。

です。

この思想は、

実は丸石醸造そのものにも当てはまります。

歴史も取る。

現代性も取る。

地元も取る。

全国市場も取る。

三河産米も使う。

雄町・山田錦・愛山も使う。

長誉も残す。

二兎も伸ばす。

一つを捨てて一つを選ばない。

その姿勢が、

丸石醸造のブランド構造です。

観光でも同じです。

蔵だけを見る。

ではありません。

丸石醸造へ行く。

↓

三河武士を見る。

↓

長誉を見る。

↓

徳川家康を見る。

↓

岡崎城へ行く。

↓

八丁味噌を食べる。

↓

最後に二兎を飲む。

こうすると、

二兎は、

単なる「人気のモダン日本酒」ではなく、

330年以上続く岡崎の酒文化から生まれた現代の答え

として見えてきます。

関谷醸造が、

「奥三河の山・水・田んぼ・酒米・酒造り・体験」を全部つなぐ米づくり酒文化参加型

だとすれば、

丸石醸造は、

「岡崎城下+乙川伏流水+江戸の地酒+復活米+現代ブランド二兎」を一つの蔵で比較する、新旧酒文化共存型

です。

したがって、丸石醸造の酒蔵観光を最も端的に表すなら、

「江戸の酒蔵から、今の二兎。」

そして、もう一つ。

「伝統と革新。丸石は二兎を追う。」

これが、丸石醸造の酒蔵観光における本質です

丸石醸造のテロワールを味わう👇

イメージ 酒蔵 説明 リンク
1
丸石醸造

丸石醸造は、愛知県岡崎市中町で「二兎」「徳川家康」「三河武士」「長誉」を醸す、1690年創業・乙川伏流水・山田錦・雄町・愛山・出羽燦々・萬歳・低温発酵・瓶貯蔵・食中性・特約店流通・岡崎の歴史文化を強みとする、愛知を代表する伝統×革新型酒蔵。

\ 最新情報をチェック /

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です