雪と里山醸造所(酒蔵ガイド)

Snow Satoyama Sake|新潟県十日町市・松之山
所在地:新潟県十日町市松之山黒倉1880-1
① 一行定義
棚田米と里山のハーブで、料理に寄り添う一杯を醸す小さな酒蔵。
② ブランド要約
雪国・松之山の自然と暮らしを、料理と楽しむSAKEに変える醸造所。
2025年創業。創業者・初代蔵元はデュケット智美氏、醸造責任者は南雲歩氏。豪雪地の黒倉集落を拠点に、少量仕込みの酒造りを行っています。
掲げるのは、時間と手間、里山の営みに価値を置く「ジャパン・ラグジュアリー」。料理のおいしさを広げる、マリアージュのための酒を目指しています。
製造免許は輸出用清酒と、その他の醸造酒。国内向けの主力には、ハーブなどの副原料を使ったクラフトサケがあります。
③ 味ポジション
米の旨味 × 豊かな酸 × ハーブを思わせる香り。
淡麗さだけでなく、料理と重ねたときの香り・甘み・酸味の働きを楽しむタイプです。
| 商品 | 味わいの方向 |
|---|---|
| The Crystal | すっきりしたドライ感。魚介に合わせたいタイプ |
| The Heritage | 木桶仕込み。酸味・厚み・繊細な泡の調和 |
| The Venus | 木桶仕込み。米の甘みとジューシーな果実感 |
商品紹介では、Crystalはクリスプ・ドライ、Heritageは木桶スパークリング、Venusは木桶スイートと位置づけられています。
果実を思わせる香りや味は、果汁を使っているという意味ではありません。
④ 強み
1.食事との組み合わせから考える酒造り
料理を完成させる「ソース」のような役割を目指し、味の同調や広がりを重視しています。
2.棚田米と里山の素材
魚沼産コシヒカリを使用。自ら育てる棚田米のほか、信頼する周辺生産者の米も使い、ハーブやフキノトウを用いた仕込みにも取り組んでいます。
3.少量生産と国際評価
蔵の発表では1バッチ約30リットル。Tokyo酒チャレンジ2026でCrystalがプラチナ賞、Heritage・Venusが金賞、Venusがベストデザイン賞を受賞しています。
⑤ 向いている人
- 酒を料理と合わせて楽しみたい人
- 酸味やハーブの香りに魅力を感じる人
- ワインのように、香りや余韻から酒を選びたい人
- 棚田や里山の暮らしにつながる酒を探している人
⑥ 向かない人
- 香りや酸味の控えめな酒だけを求める人
- 米・米麹だけの清酒を目的に選びたい人
- 価格と入手しやすさを最優先したい人
**少量生産のため、購入方法や取扱状況を確かめて選ぶ酒です。**一般販売は、蔵の発表では公式LINE登録者への優先案内方式です。
⑦ 商品カテゴリ
里山マリアージュ・コレクション
Snow Satoyama Sake − Satoyama Mariage Collection
- The Crystal|クリスタル
ドライな味わいを楽しむ入口。魚介の旨味を引き立てる方向。 - The Heritage|ヘリテージ
木桶スパークリング。泡と酸味、味の厚みを楽しむ一本。 - The Venus|ヴィーナス
木桶スイート。甘みと華やかな香りを楽しむ一本。
2026年初期の出品資料には「The Signature(Sweet/Dry)」などの表記もあります。選ぶ際は、現在の商品名と仕様を公式窓口で確認すると確実です。
⑧ 飲み方
料理を一口、酒を一口。重ねたときの変化を楽しむ。
| 商品 | 合わせたい料理 |
|---|---|
| Crystal | 寒ブリなど、旨味のある魚介料理 |
| Heritage | パクチーやハーブを使ったベーコンサラダ |
| Venus | コゴミなど山菜のフリット |
いずれも蔵元取材の商品紹介で示されている組み合わせです。
楽しみ方の目安は、香りを確かめやすいワイングラスで少量ずつ。最初は冷やした状態から試し、温度による香りや甘みの変化を楽しむと違いがつかみやすくなります。保管・開栓方法は各商品の表示に従いましょう。
⑨ 位置づけ
里山の食材と料理の間をつなぐ、食体験重視のクラフトサケ醸造所。
このガイドでは、料理との組み合わせを入口に選ぶ造り手として位置づけます。棚田の米や地域の素材を使い、酒造りと文化体験を通じて、里山の景観や暮らしを未来へつなぐことを目指しています。
■ コピー
里山を醸し、料理をひらく。
棚田米とハーブがつなぐ、食卓の新しい一杯。
■ 結論
雪と里山醸造所は、料理との組み合わせから酒を楽しみたい人に向く造り手です。
魚介とすっきり楽しむならCrystal。
泡と酸味を楽しむならHeritage。
甘みと果実感を楽しむならVenus。
合わせたい料理から一本を選ぶ。
それが、この醸造所の個性を知るわかりやすい入口です。
所在地:〒942-1341 新潟県十日町市松之山黒倉1880-1
電話:025-506-5509
公式Instagram:雪と里山醸造所
公式LINE:商品・販売案内
見学:新潟県酒造組合の蔵元情報では実施なし。体験企画の受付状況は公式窓口へお問い合わせください。

