田中屋酒造店(酒蔵ガイド)

長野県飯山市|土地の水と米で、旨味とキレを醸す「水尾」の蔵
所在地:長野県飯山市大字飯山2227
創業:1873年(明治6年)
代表銘柄:水尾〈みずお〉
電話:0269-62-2057。
① 一行定義
水尾山の湧水と地元米で、澄んだ旨味とキレを醸す奥信濃の蔵。
② ブランド要約
土地の水、土地の米、土地の人がつくる食中酒。
豪雪地・飯山で、「ここでなければ造れないものを造る」という考えを大切にする酒蔵です。
仕込み水は、野沢温泉村・水尾山の麓から運ぶ天然水。米は飯山の「ひとごこち」、木島平の「金紋錦」を中心に使い、地元の杜氏・蔵人が醸します。旨味を感じながら、飲み終わりはすっきり。日常の食卓に似合う酒を目指しています。
③ 味ポジション
澄んだ飲み口 × 米のふくらみ × 後味のキレ。
| 味の軸 | 水尾の特徴 |
|---|---|
| 口当たり | さらりと、やわらかい |
| 旨味 | 米の味を感じる、厚みとふくらみ |
| 香り | 穏やかな純米系から、華やかな吟醸系まで |
| 後味 | 味を引きずりにくく、すっきり |
| 食事との関係 | 料理の味を活かしながら飲み進められる |
代表的な「特別純米酒 金紋錦仕込」は、金紋錦らしい深みと幅が持ち味。大吟醸は、華やかな香りと上品さを楽しむ方向です。
④ 強み
地元の原料と、基本を徹底する手造り。
- 水尾山の天然水:仕込みの全量に使用。
- 近隣の契約栽培米:原料米はすべて長野県産。約95%が蔵から5km圏内。
- 金紋錦の活用:独特の深みやふくらみ、熟成による旨味を引き出す。
- 丁寧な原料処理:全量限定吸水・全量箱麹で、細かく状態を管理。
- 目が届く仕込み:仕込み単位を最大1,500kgとし、均一な温度管理を重視。
⑤ 向いている人
- すっきりした後味と、米の旨味を両方楽しみたい人。
- 食事をしながら、ゆっくり日本酒を飲みたい人。
- 冷酒から燗まで、温度を変えて楽しみたい人。
- 金紋錦や地元米の個性に興味がある人。
- 飯山・木島平・野沢温泉の風土を酒で知りたい人。
⑥ 向かない人
- 強い甘味や、濃厚さだけを最優先する人。
- すべての商品に、派手な果実香や発泡感を求める人。
- 米の旨味を感じないほど、軽い酒だけが好みの人。
※吟醸系・生原酒・低アルコール商品など、味の幅はあります。
⑦ 商品カテゴリ
まずは特別純米。好みに応じて辛口・吟醸・季節酒へ。
| 商品・シリーズ | 特徴・選ぶ視点 |
|---|---|
| 特別純米酒 金紋錦仕込 | 水尾らしい深みとふくらみ。最初の一本に |
| 一味 | ひとごこち使用の辛口純米。厚みがあり、冷酒も燗も楽しめる |
| 純米吟醸・純米大吟醸・大吟醸 | 香りと上質な味わいを楽しみたいときに |
| 辛口吟醸・辛口吟醸 生詰・辛口 | 日常の食事に合わせて選ぶ定番 |
| 紅・香雪・ひやおろし・生酒 | 生原酒の個性や、季節・熟成の違いを楽しむ |
| 淡風 | 低アルコールで軽快に楽しむ特別純米酒 |
| グランシリーズ | 然〈ZEN〉・破龍〈HARYU〉・煌〈KIRA〉。異なる表情を追求するシリーズ |
梅酒、活性にごり酒なども展開。季節品や限定品は、発売時期・在庫により入れ替わります。
⑧ 飲み方
少し冷やして透明感を、燗で旨味の広がりを。
以下は飲み方と料理の目安です。
| 飲み方 | 合わせたい商品・料理 |
|---|---|
| 冷酒:10〜15℃ | 特別純米や吟醸系。刺身、山菜、冷菜に |
| 常温:20℃前後 | 特別純米や一味。焼き魚、きのこ料理に |
| ぬる燗:40℃前後 | 一味や特別純米。煮物、鍋、うなぎに |
| 生原酒を少量ずつ | 紅や香雪。温度による香味の変化を楽しむ |
特別純米と一味は、蔵も冷酒・燗の両方をすすめています。一味の燗とうなぎは、地元で紹介される組み合わせです。
⑨ 位置づけ
奥信濃の食卓と風土を、そのまま楽しむ地酒。
水尾を選ぶ理由は、土地に根ざした原料と、旨味を残しながら切れる味わい。日常酒から吟醸酒まで、食事の時間を豊かにする酒として選べます。
蔵人体験や原料の背景を訪ねる地酒ツーリズムも展開し、味と土地を結び付ける取り組みを続けています。
■ コピー
旨味は深く、後味は澄む。
奥信濃の水と米を、いつもの食卓へ。
■ 結論
田中屋酒造店は、米の旨味とすっきりした後味を、料理と一緒に楽しみたい人に向く酒蔵。
最初の一本は「水尾 特別純米酒 金紋錦仕込」。辛口や燗が好きなら「一味」、華やかさを楽しむなら吟醸系、季節の味を探すなら「紅」や「香雪」が選ぶ入口になります。
田中屋酒造店のテロワールを味わう👇
| イメージ | 酒蔵 | 説明 | リンク |
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田中屋酒造店 |
水尾山の湧水と地元米で、澄んだ旨味とキレを醸す奥信濃の蔵。 |

