清水清三郎商店(酒蔵ガイド)
― 鈴鹿山脈の伏流水と伊勢平野の米に恵まれた「味酒鈴鹿國」で、1869年から酒を醸す老舗酒蔵。「作」と「鈴鹿川」を二本柱に、小仕込み・低温発酵・緻密な醪管理によって、“柔らかな旨味・華やかな香り・究極のキレと透明感”を磨き続ける、三重を代表する世界評価型の酒蔵。 ―

① 一行定義
清水清三郎商店は、三重県鈴鹿市若松東で「作」「鈴鹿川」を醸す、1869年創業・鈴鹿山脈伏流水・伊勢平野の米・小仕込み・年間醸造・現代の伊勢杜氏・山田錦・雄町・愛山・伊勢錦・神の穂・透明感・キレ・IWCトロフィー・SAKE BREWER OF THE YEAR・伊勢型紙を強みとする、三重を代表する高品質純米酒型酒蔵。
② ブランド要約
所在地: 三重県鈴鹿市若松東三丁目9番33号
会社名: 清水清三郎商店株式会社
創業: 明治2年・1869年
設立: 1952年
代表取締役: 清水 慎一郎
杜氏: 内山 智広
代表ブランド: 作(ZAKU)
地域ブランド: 鈴鹿川
地域: 三重県鈴鹿市・鈴鹿川流域・伊勢平野
仕込水: 鈴鹿山脈から流れる伏流水
主要酒米: 山田錦・雄町・愛山・伊勢錦・神の穂ほか
主力酒質: 純米大吟醸・大吟醸・純米吟醸・純米酒
酒造体制: 年間醸造・社員蔵人
仕込み: 比較的小型のタンクによる緻密な管理
酒質思想: 柔らかな味わい・キレ・透明感
地域文化: 味酒鈴鹿國・伊勢型紙
世界評価: IWC・Kura Master・全米日本酒歓評会など多数
象徴的受賞: IWC 2021 SAKE BREWER OF THE YEAR
最新評価: IWC 2026「作 槐山一滴水」トロフィー
1869年、「大黒屋清水清三郎商店」として鈴鹿で創業。
鈴鹿は古くから酒造りに適した土地として知られ、「うまさけ」が鈴鹿にかかる枕詞として伝えられるほど、酒と深い関係を持つ土地だった。
鈴鹿山脈から湧く水は伊勢平野を潤し、その水で育つ米とともに酒造りを支えてきた。現在の清水清三郎商店も、この風土を**「味酒鈴鹿國」**として受け継いでいる。
代表ブランド「作」の名には、
酒の価値は、蔵人だけが“作る”ものではない。
売る人、提供する人、飲む人まで関わって完成する。
という思想が込められている。
一方、「鈴鹿川」は土地そのものを背負うブランド。
ラベルには鈴鹿の伝統産業**「伊勢型紙」**の文様を取り入れ、酒の中身だけではなく、地域のものづくり文化まで表現している。
👉 “世界へ向かう『作』と、鈴鹿を背負う『鈴鹿川』。二つのブランドで土地と時代を醸す蔵。”
③ 味ポジション
香り :★★★★☆〜★★★★★
甘味 :★★★☆☆〜★★★★☆
旨味 :★★★★☆〜★★★★★
透明感 :★★★★★
キレ :★★★★★
コク :★★★☆☆〜★★★★☆
👉 “柔らかく入って、香りと旨味が広がり、最後は鋭く澄んで消える『透明・洗練型』。”
「作」の共通する酒質は、
柔らかな口当たり
+華やかで複雑な香り
+米の旨味
+きれいな酸
+鋭いキレ
+高い透明感
である。
蔵自身が「作」で目指すものを、
“究極のキレと透明感”
と明確に示している。
商品ごとには、
玄乃智
=青リンゴ・爽快・酸・食中
穂乃智
=ライチ・滑らか・米旨・軽快
恵乃智
=洋梨・甘味・ふくらみ・キレ
奏乃智
=爽やか・シャープ・硝子のような透明感
雅乃智
=華やか・バニラ・絹のような滑らかさ
雅乃智 中取り
=果実味・エレガント・透明感
槐山一滴水
=上品・深み・心地よい余韻
竒瑞
=山田錦35%・繊細・長い余韻
布都麻
=雄町35%・深み・酸・鋭いキレ
という幅を持つ。
👉 “甘旨でも辛口でもなく、『香り・旨味・酸・キレを均衡させること』が作らしさ。”
④ 強み
① 1869年創業、150年以上の酒造史
② 「味酒鈴鹿國」という古代から続く酒文化
③ 鈴鹿山脈の伏流水と伊勢平野という明確なテロワール
④ 鈴鹿市出身・内山智広杜氏による現代の伊勢杜氏体制
⑤ 年間雇用の蔵人による一年を通じた酒造り
⑥ 小型タンクを使う細かな醪管理
⑦ 毎日の成分分析+五感による発酵管理
⑧ 「究極のキレと透明感」という明確な酒質思想
⑨ 山田錦・雄町・愛山・伊勢錦・神の穂を酒米別に表現
⑩ 三重県独自酒米「神の穂」を商品化
⑪ 三重の伝統米「伊勢錦」も酒へつなぐ
⑫ 純米酒から滴取り最高級酒まで幅広い品質設計
⑬ 中取り・直汲み・原酒など搾り方まで商品化
⑭ 火入れ酒で生酒のような鮮度を狙う「インプレッション」
⑮ 雄町35%精米「布都麻」など新商品開発力
⑯ 日本酒を約2倍濃縮する「作 凝縮H」など技術実験
⑰ IWC 2021 SAKE BREWER OF THE YEAR
⑱ IWC 2026「作 槐山一滴水」トロフィー
⑲ IWC 2026で槐山一滴水・竒瑞・雅乃智中取りがゴールド
⑳ 2026年全国新酒鑑評会 金賞
㉑ ワイングラスでおいしい日本酒アワード2026で3銘柄最高金賞
㉒ 2019年世界酒蔵ランキング1位
㉓ 2019年SAKE COMPETITION純米大吟醸部門1位
㉔ 鈴鹿川のパッケージに伊勢型紙を採用
👉 “最大の強みは、世界評価の高さそのものではなく、高評価を複数の商品で繰り返せる『再現性のある品質力』。”
2021年にはIWCで、複数銘柄を通じて高い評価を得た酒蔵に贈られる**「SAKE BREWER OF THE YEAR」**を受賞。「槐山一滴水」と「玄乃智」はそれぞれ部門トロフィーを獲得した。
2026年にも「作 槐山一滴水」がIWC純米大吟醸部門トロフィーを受賞。「竒瑞」「雅乃智 中取り」もゴールドとなり、受賞力が一過性でないことを示している。
さらにワイングラスでおいしい日本酒アワード2026では、
作 陽山一滴水
作 槐山一滴水
作 穂乃智
の3銘柄が最高金賞を獲得した。
⑤ 向いている人
・三重・鈴鹿の地酒を飲みたい人
・華やかな香りの日本酒が好きな人
・透明感の高い酒を好む人
・甘味だけでなくキレも重視する人
・山田錦の純米大吟醸を楽しみたい人
・雄町の深い旨味が好きな人
・愛山の柔らかな甘味が好きな人
・伊勢錦を飲んでみたい人
・三重県産神の穂に興味がある人
・酒米の違いを飲み比べたい人
・IWCなど海外評価を重視する人
・ワイングラスで日本酒を楽しみたい人
・現代的で洗練された日本酒が好きな人
・冷酒中心で楽しみたい人
・純米酒を食中酒として楽しみたい人
・伊勢型紙など鈴鹿文化にも興味がある人
👉 “華やかさだけではなく、口に入ってから消えるまでの『美しさ』を評価する人向け。”
選び方は、
玄乃智
→ 爽快・純米・食中
穂乃智
→ 柔らか・軽快・純米
恵乃智
→ 洋梨・甘旨・純米吟醸
奏乃智
→ シャープ・透明感
雅乃智
→ 華やか・滑らか
雅乃智 中取り
→ エレガント・プレミアム
槐山一滴水
→ 山田錦・最高峰・世界評価
布都麻
→ 雄町・35%・深み
鈴鹿川
→ 地域・食中・伊勢型紙
と考えると分かりやすい。
⑥ 向かない人
・強烈な熟成香の古酒だけを求める人
・山廃・生酛の野性的な酸だけを好む人
・超濃醇な無濾過生原酒だけを追う人
・日本酒は熱燗中心という人
・大手流通でどこでも買える酒だけを求める人
・華やかな吟醸香が苦手な人
・極端な甘口または超辛口だけを求める人
👉 “強烈な個性より、香味全体の完成度と均衡を楽しむ人向け。”
「作」の価値は、
甘い。
辛い。
香る。
という一つの軸だけでは測りにくい。
口に含んだ瞬間から、
香り
→ 甘味
→ 旨味
→ 酸
→ キレ
→ 余韻
までが滑らかにつながることに特徴がある。
⑦ 商品カテゴリ
■ 作 槐山一滴水
現在の清水清三郎商店を象徴する最高峰の一つ。
特定名称:純米大吟醸
使用米:山田錦
精米歩合:40%
アルコール:16度
「一滴の水にも仏の命が宿る」という考えから名付けられたプレミアムシリーズ。
特徴は、
気品ある香り
+深く上品な旨味
+柔らかな口当たり
+心地よい余韻。
2026年IWC純米大吟醸部門でトロフィーを受賞。
👉 “世界評価と、作の透明感を最も高い次元で結ぶ一本。”
■ 作 竒瑞 KIZUI
山田錦をさらに磨き上げるプレミアム純米大吟醸。
使用米:山田錦100%
精米歩合:35%
アルコール:15度
穏やかで爽やかな香り。
口に含むと、
透明感
+繊細な旨味
+長い余韻
が残る。
2026年IWCゴールド。
👉 “山田錦35%精米で、『作』の繊細さを極限まで研ぎ澄ませる酒。”
■ 作 FUTSUMA(布都麻)
2026年に加わった新しい純米大吟醸。
使用米:雄町100%
精米歩合:35%
アルコール:15度
特徴は、
雄町らしい奥行き
+透明な旨味
+程よい酸
+鋭いキレ。
「深いのに澄む」という、作らしい雄町表現を狙う。
👉 “雄町の重量感を、作の透明感へ変換した一本。”
■ 作 雅乃智 中取り
作の代表的プレミアム酒。
特定名称:純米大吟醸
使用米:山田錦
精米歩合:50%
アルコール:16度
搾りの中でも、
荒走りと責めを除いた中取り
だけを瓶詰め。
特徴は、
果実味
+芳醇な香り
+デリケートな口当たり
+高い透明感。
2026年IWCゴールド。
👉 “『作』を初めてプレミアム帯で選ぶなら、基準にしやすい一本。”
■ 作 雅乃智
特定名称:純米吟醸
精米歩合:50%
アルコール:15度
特徴は、
華やかな香り
+バニラを思わせる甘い香り
+絹のような滑らかさ
+透明な旨味
+優しい酸。
👉 “華やかさと滑らかさで『作』の魅力を分かりやすく伝える一本。”
■ 作 奏乃智
特定名称:純米吟醸
精米歩合:50%
アルコール:15度
特徴は、
爽やかな香り
+硝子細工のような透明感
+ほんのりした旨味
+シャープなキレ。
👉 “甘さより、透明感とキレを求める人向けの作。”
■ 作 恵乃智
作の定番として重要な純米吟醸。
精米歩合:60%
アルコール:15度
特徴は、
洋梨
+甘く華やかな香り
+滑らかな甘味
+米の旨味
+さらりと消える後口。
冷酒だけでなく燗にも対応する。
👉 “香り・甘味・旨味・酸・キレのバランスを理解しやすい定番作。”
■ 作 玄乃智
作の食中純米酒。
特定名称:純米酒
精米歩合:60%
アルコール:15度
特徴は、
青リンゴのような香り
+米の柔らかな甘味
+爽やかな酸
+鋭いキレ。
冷酒から燗まで対応する。
👉 “料理と飲む『作』を知るための基礎酒。”
■ 作 穂乃智
柔らかな純米酒。
精米歩合:60%
アルコール:15度
特徴は、
ライチのような香り
+滑らかな甘味
+米の旨味
+軽快なのど越し
+すっきりしたキレ。
2026年ワイングラスでおいしい日本酒アワードで最高金賞。
👉 “純米酒でも華やかさと透明感を失わない、作らしい一本。”
■ 作 陽山一滴水
特定名称:大吟醸
使用米:山田錦100%
精米歩合:40%
アルコール:17度
特徴は、
爽やかな香り
+柔らかな味わい
+軽快な透明感。
2026年ワイングラスでおいしい日本酒アワード・プレミアム大吟醸部門で最高金賞。
👉 “純米系とは異なる、大吟醸としての軽やかな作。”
■ 作 特撰酒 智
作の最高グレードの一角。
特定名称:純米大吟醸 滴取り
使用米:山田錦
精米歩合:40%
アルコール:16度
袋吊りした醪から自然に滴る酒だけを集める。
特徴は、
絹のような舌触り
+深い旨味
+優美な透明感
+緻密な香味。
2016年G7伊勢志摩サミットでは乾杯酒に採用された。
👉 “手間と時間を惜しまない、清水清三郎商店の象徴的最高級酒。”
■ 作 特撰酒 大智
特定名称:大吟醸 滴取り
使用米:山田錦
精米歩合:40%
アルコール:17度
ジャスミンや水仙を思わせる華やかな香りと、
瑞々しい酸
+ほのかな甘味
+高い透明感
+鋭いキレ
を持つ。
👉 “香りと透明感を滴取りで磨く、最高級大吟醸。”
■ 作 酒米限定シリーズ
酒米そのものの違いを楽しむ限定シリーズ。
愛山
伊勢錦
雄町
神の穂
などを展開。
2026年は愛山、伊勢錦、雄町、神の穂を順次発売している。
特に「神の穂」は三重県が独自開発した酒造好適米で、
穏やかな香り
+柔らかな甘味
+米の旨味
+きれいなキレ
を表現する。
👉 “『作』という共通設計の中で、酒米そのものの個性を比較するシリーズ。”
■ 作 インプレッション
火入れ酒でありながら、
搾りたて生酒のような鮮度
を目指したシリーズ。
N:雅乃智 中取り系
M:恵乃智系
G:玄乃智系
H:穂乃智系
搾った酒を直接瓶詰めする直汲み原酒で、
華やかな香り
+フレッシュさ
+微炭酸感
を楽しめる。
👉 “火入れとフレッシュ感を両立しようとする、作の技術的挑戦。”
■ 作 Z
特定名称:純米吟醸
精米歩合:60%
アルコール:15度
ワインボトル型を採用。
フルーティー
+すっきり
+キレ
を軸に、日本酒をよりカジュアルな場へ持ち込む。
👉 “日本酒の飲用シーンまでデザインする『作』。”
■ 作 凝縮 H
日本酒の枠を越える実験的商品。
純米酒「作 穂乃智」に特殊な膜分離技術を使い、
水分子のみを取り除き、甘味・旨味・アルコールを約2倍へ凝縮。
アルコール度数は30〜31度未満。
分類はリキュールとなる。
👉 “150年の酒蔵が、日本酒の濃度そのものを再設計する挑戦。”
■ 鈴鹿川 純米大吟醸
鈴鹿の土地を背負う上位酒。
精米歩合:50%
アルコール:15度
特徴は、
華やか
+芳醇な旨味
+滑らかなふくらみ
+すっきりしたキレ
+透明感。
パッケージには伊勢型紙「百花王」を用いる。
👉 “鈴鹿の水・酒・デザイン文化を一つにまとめた地域純米大吟醸。”
■ 鈴鹿川 大吟醸
精米歩合:40%
アルコール:17度
特徴は、
華やかな香り
+クリアな旨味
+爽やかな酸
+ガラス細工のようなシャープさ。
伊勢型紙の「桜・梅の川」をラベルに使う。
👉 “鈴鹿川の清流感を、最もシャープに表現する大吟醸。”
■ 鈴鹿川 純米吟醸
精米歩合:60%
アルコール:15度
特徴は、
マスカット
+上品な甘味
+酸
+豊かな余韻
+クリアな後口。
👉 “地域酒としての日常性と、吟醸酒の華やかさを両立する一本。”
■ 鈴鹿川 純米
精米歩合:60%
アルコール:15度
華やかな果実香と、
甘味
+米の旨味
+キレ
のバランスを持つ。
冷酒から燗まで対応し、食中酒として使いやすい。
👉 “鈴鹿の食卓へ最も自然に寄り添う『鈴鹿川』。”
⑧ 飲み方
冷酒 :◎◎
常温 :◎
ぬる燗 :◎
熱燗 :○
ワイングラス :◎◎
原酒 :◎◎
食中酒 :◎◎
酒米飲み比べ :◎◎
👉 「作」の華やかな吟醸系は冷酒〜ワイングラス。玄乃智・穂乃智・恵乃智・鈴鹿川純米は常温や燗まで楽しめる。
■ 料理との合わせ方
槐山一滴水・竒瑞
→ 寿司、白身魚、伊勢海老、会席料理
雅乃智 中取り
→ 刺身、カルパッチョ、天ぷら
雅乃智
→ 白身魚、鶏料理、クリーム系料理
奏乃智
→ 魚介、冷菜、野菜料理
恵乃智
→ 煮魚、焼魚、鶏料理
玄乃智
→ 焼魚、煮物、焼鳥
穂乃智
→ 刺身、天ぷら、和食全般
布都麻
→ 鰻、肉料理、旨味の強い料理
鈴鹿川 純米
→ 鍋、焼魚、煮物、家庭料理
三重なら、
伊勢海老
蛤
牡蠣
てこね寿司
伊勢うどん
松阪牛
鈴鹿の穴子
四日市とんてき
海藻・魚介料理
との組み合わせが分かりやすい。
👉 “鈴鹿の水で醸した透明な酒を、伊勢湾と三重の食で味わう。”
⑨ 位置づけ
クラシック ← ○ → ◎ モダン
穏やか ← ○ → ◎ 華やか
淡麗 ← ◎ → ○ 濃醇
辛口 ← ◎ → ○ 甘旨口
柔らかさ ← ◎ → ◎ キレ
日常酒 ← ◎ → ◎ 最高級酒
地域性 ← ◎ → ◎ 世界評価
伝統 ← ◎ → ◎ 革新
酒米表現 ← ◎ → ◎ ブランド表現
👉 “鈴鹿の水と米を基礎に、透明感・キレ・世界評価を高い次元で成立させる『伊勢モダン吟醸型』酒蔵。”
三重県内で比較すると、
宮﨑本店・宮の雪/キンミヤ
=「四日市・鈴鹿伏流水・総合酒類・品質本位」
清水清三郎商店・作/鈴鹿川
=「鈴鹿・小仕込み・透明感・キレ・酒米表現・世界評価」
と整理できる。
清水清三郎商店のブランド構造は、
鈴鹿山脈
→ 鈴鹿川
→ 伊勢平野
→ 1869年創業
→ 味酒鈴鹿國
→ 現代の伊勢杜氏
→ 小仕込み
→ 作
→ 鈴鹿川
→ 伊勢型紙
→ 世界の品評会
という流れを持つ。
特徴的なのは、
土地を強く語りながら、酒質は極めて現代的
なこと。
地域性を出すために、
昔ながらの重い酒へ戻るのではない。
鈴鹿の水。
三重の米。
伊勢杜氏。
伊勢型紙。
それらを、
透明で、華やかで、洗練された現代の日本酒
として世界へ送り出している。
そして「作」という名前が示すように、
酒の価値は蔵だけで完成しない。
造る人。
届ける人。
注ぐ人。
飲む人。
すべてが関わり、
一杯の価値が完成する。
つまり清水清三郎商店は、
“世界で評価される『作』の蔵”
というだけではない。
“鈴鹿という土地の歴史を、現代の感性で世界へ翻訳する酒蔵”
と評価するのが最も適切である。
■ コピー
メイン
「鈴鹿の水を、世界が驚く透明な一杯へ。『作』。」
サブ
三重・鈴鹿。
山から湧いた水が伊勢平野を潤し、米を育てる。
古くから酒とともに歩んできたこの土地は、**「味酒鈴鹿國」**と呼ばれてきた。
1869年、清水清三郎商店の酒造りは始まった。
米、水、麹、酵母。
材料はわずかだからこそ、蒸米の水分、麹の表情、醪の温度、香りや酸の変化まで、人の目と手で見つめ続ける。
目指すのは、華やかさだけではない。
柔らかく入り、米の旨味が広がり、最後は澄んで消える。
「作」。
その名には、酒は蔵人だけで完成するものではないという思いがある。
造る人、届ける人、注ぐ人、そして飲む人。
一杯に関わるすべての人が、その酒の価値を作っていく。
そしてもう一つ、土地の名を背負う**「鈴鹿川」**。
伊勢型紙をまとい、鈴鹿の水と米を、そのまま地域の物語として伝える。
伝統を昔の姿のまま残すのではない。
今の感性で磨き、世界へ届ける。
鈴鹿の水は、作となり、鈴鹿川となり、海を越えていく。
土地の記憶を、透明な一杯へ。
それが、清水清三郎商店である。
■ 結論
鈴鹿山脈の水と伊勢平野の米に恵まれ、「味酒鈴鹿國」で百五十余年。
小さな仕込みに人の感性を重ね、「作」は柔らかな旨味と研ぎ澄まされた透明感へ育つ。
鈴鹿という土地の記憶を、現代の一杯へ磨き、世界へ届ける――それが清水清三郎商店である。
清水清三郎商店のテロワールを味わう👇
| イメージ | 酒蔵 | 説明 | リンク |
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清水清三郎商店 |
清水清三郎商店は、三重県鈴鹿市若松東で「作」「鈴鹿川」を醸す、1869年創業・鈴鹿山脈伏流水・伊勢平野の米・小仕込み・年間醸造・現代の伊勢杜氏・山田錦・雄町・愛山・伊勢錦・神の穂・透明感・キレ・IWCトロフィー・SAKE BREWER OF THE YEAR・伊勢型紙を強みとする、三重を代表する高品質純米酒型酒蔵。 |

